息子の離婚

息子が離婚しました。

人の気持ちはかえられない、とおもうこと。

私なりに大事にしてきた元嫁さんが私に対して怒りを向けて、

「拗ねて」「愛されていない」と思っているのが伝わってきたけど、

何を言っても今はわからない時なんだろう、と思った。

彼女の悲しさやさみしさもわかるから。

でもなかなか浄化されずに、思い出すと悲しかったり、怒りがわいてきたり。

やるだけやっての結果だから、

「わかってもらえない」ってことも受け止めなくちゃだね。

 

■私には私の愛し方がある。あなたにはあなたの愛し方がある。 | 古庄由佳(うさこ)オフィシャルブログ「誰にも負けない 誰にも勝たない やさしい気持ちの育て方」Powered by Ameba

私には私の

愛し方がある。


あなたにはあなたの

愛し方がある。


あの人にはあの人の

愛し方がある。

 

それぞれの

愛し方が違うから


とてもじゃないけど

愛のようには見えなくて

拒絶してしまうことがあるのだろう。


お互いに。


だけど

きっといつか

あれも愛だったのだと

気づけるときがくるのだろう。


それぞれにとっての

ベストなタイミングで。

私の離婚2

私は専業主婦で、子供が小さいときは一緒に過ごしたいと思っていたし、保育園に入れて働いたりしたらカッカとする自分もわかっていたし、なにより旦那に働く意義を持っていてもらいたかった。

息子が小3の頃、そろそろパートでも、と思って駅近くのファーストフード店に勤めてみた。 昼過ぎまでだったのでよいと思ったら、すぐに春休みになってしまい、子供達を朝起こしたら出かけなければいけなくなった。

2時ごろ帰ると中学生の娘が、息子が頭が痛いと言って何も食べてないよ、と教えてくれた。

横になっている息子に声をかけて一緒にお昼を食べて、やっぱりこのパートは辞めようと思った。

ちょうど近くのコンビニで募集があったけど、あまりに近すぎて子供たちも嫌かな、と避けていたので、そこで働いたら嫌?と聞いてみたら、ぜんぜんいやじゃないよ、と言われたのでそちらに変えた。

学校が終わる時間に仕事の日もあったけど、ランドセルのまま息子はコンビニに寄り、一緒に帰ったり、友達と来たり、夏休みは店長のいないときは入り浸ってたりした。

 

息子は自分の子供を保育園に入れたくないと言っていたらしい。

元嫁さんは仕事を辞めていたからそうするしかなかったけど。

「子供たちの母親が夜遅くまで馬鹿騒ぎしているなんて嫌だ。」ともめていたころ言った。

夜泣きするかもしれない子供たちと、約束の時間に帰ってこない元嫁さんを待っていた時の息子の気持ちはどんなだっただろう、

寂しくて、悲しかったのではないか。

そんなことは口に出せないから、母親失格などと詰るしかなかったのではないだろうか。

離婚後も時間を守らない元嫁さんに苛立つ気持ちは止まらなかった。

 

小学生の頃の私を待つ息子の後姿と、

子供たちと元嫁さんの帰りを待つ息子の姿がうかんで

重なって悲しい。

私の離婚

色々なカウンセラーの方の話を読んで自分に起きたことを思い出してみた。

私はお金にルーズな父親を嫌いで、貧乏に育ったので、結婚したら子供にはそんな思いをさせたくないと思っていた。

でもまさかの娘が授かったときに元旦那の借金が発覚して、

「どうしてよりによって私の一番いやなことをしてくれるのか」と嘆いた。

このときは旦那の両親が清算してくれて旦那はブラックリストにのったのでもう借金もできなくなり、おとなしく暮らしていた。

私の念願のマイホームも旦那の父名義でローンを組み、15年で返して、旦那が借金をしなくてもいいように給料の4分の一は小遣いに渡していた。

浮気が発覚したときも裏切られたことよりも私がやり繰りして渡していた小遣いを知らない女に使っていたことに腹が立った。

ローンが終わって支払いがなくなり楽になる寸前に旦那は仕事を辞め自分で会社を起こしたいといい、借金をした。

案の定何も形にしないうちに借金は返せなくなった。

ずっと私は家庭を守るために頑張ってきたのにと、男運の悪さを嘆いてきた。

でも、

もし私がやり繰りの下手な奥さんだったら?

ローンが35年かかっていたら?

実家が借金を返してくれて、

奥さんがたくさん小遣いをくれて、

ローンの返済がなくなって。

そんな男に仕立てたのは「私」ではないのか。

離婚して20年近くたって気づく。

 

だからといって自分を責めているわけではなく、

 

被害者だと思っていたことも、

違う方向から見たり、

振り返ったりすると、

自分も加担したコントだったと笑えてくる。

 

https://ameblo.jp/kokoro-ya/entry-12436066260.html

息子の元嫁さんがこんな事に気づくのはきっとまだ先なんだろうな

息子の離婚52

元嫁さんは決め付ける言葉が多くて、

「私がいなくてもお母さんと子供達がいればいいと思っているんです。」

「私のことなんて好きではないんです。」

「初めから養育費を上げるつもりなんてないのに、そう言ってましたよね。」

「いまさら謝って私のされたことがチャラになると思っているんですか」

ずっとずっと言われて気持ちの悪かった言葉。

いくらそんな事無いよ、思ってないよ、といっても首を振ってた。

 

★信じない人にはいくら「答え」を言っても信じない | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

 

『ほんとは愛されてるんですよ、

という真実、答えを言っても

「わたしは愛されてない」

そう「決めてる」ひとには

いくら真実を伝えても受け取らない。

「自分が幸せになる答え」ではなく

「わたしは、どう転んでも不幸なんだ」

という答えが欲しいんです。』

 

そうなんだな、

だからすべての起きた事柄が「ほらやっぱり」と、

「こうに違いない」と思っているから相手の言うことがそう思えて、

自分の答えに事柄をもっていこうと。

 

カウンセリングを受けたり、

話を読んだりすると、

何とかできたかもしれない、と思う。

でも私も「やっぱりあなたも悪かったのよ。」って思いたいのかもしれない。

 

今は良いことだけを思い出して、

「私は、子供たちは、愛されていたんだな」と過ごしてもらいたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息子の離婚51

クリスマスと正月が近づいてこの時期をどこか子供のいない場所で過ごしたいと本気で思う。旦那さんを亡くした友人が夕方サラリーマンに会うのが辛くて早く家に帰ると言っていた。一緒にしては申し訳ないが少子化と言われているのにこんなに子連れに会うか、というほど子供達が視界に入る。病んでいるなあ、私、どう乗り越えたらいいやら、もう恨むことも、正論を言うこともできない。

二人はお互いを憎みあって別れた。きれいごとを言ったところでお腹の中に抱えているものはなくならない。片方が攻撃すればもう一方も応戦する。

子供のために離婚をしないでいることもできない、

離婚したあとも、子供のために自分たちの気持ちを抑えることもできない。

何度も何度も、余計なお世話と言われても、子どもたちのために、と言い続けても、理解されるどころか、孫離れできない自己中呼ばわり、迷惑な元姑扱い。

子供の悲しいニュースを見るたび、祖父母はどうしていたのだろう?といつも思っていたが、こういうことなんだ、と思う。

関わりたくてもできない、知らなかった、こんな現実がここにある。

子供のために会わないという選択をしている人もいるだろうし、二人もそうなのかもしれない、では私は何なのだろう?息子に付いているおまけなのか、息子が決めたら私もそうなるのか、パパに会わないことはおばあちゃんにも会わないことなのか、それがすべて元嫁さんの判断で決められて、自分は一人で頑張っているといわれてもう心が折れた。

親権って何?法律って?孫であることは変わらないのに手紙一つ送ることも許されないのか、そもそも許可がいるのか、自分が孫の立場だったら、と考えてみればわかるはずなのに。

ジェットコースターに乗っている人には何を言っても伝わらないと言われた。

こんな二人の間を行き来する子供達もかわいそうなのかもしれない。

 

息子の離婚50

以前の記事を読み返して思う、

よくもまあ、こんなにだらだらと出来事を書いていたな、と。

私は何がしたかったのだろう、

自分たちは正しいと証明したかった?

元嫁さんの悪い所を挙げて安心したかった?

どれもそうで、今だってそう思う気持ちはある。

「気づいたほうが理解してあげればいい」、なんて言葉に触れると、「まだ遅くないんじゃない?」って思ってしまう。

気づいてもいない二人に何とか気づかせようとしたけど余計こじれた。

もう手放そう、

私が何もしなくても、彼らは存在し続ける。

自分をあるべき姿にすることに気持ちを傾けていこう。

一回記事を消そうかと思ったけど、私の黒い気持ちはそれはそれで面白いので、とっておくことにした。

あのときの私にはこうすることが必要だった。自分で認めてあげようと思う。

何人かの方たちが私の書いたものを読んでくださっていた。こんなぐちゃぐちゃした気持ちにお付き合いいただいて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

もうこれで終わりかはまだわからないけど。

 

 

息子の離婚49

カウンセリングを受けた。

3時間もたってしまってものすごい疲労感を次の日まで引きずった。

何かが変わるとか、ひらめいたとかではないけど、でも吐き出したからかな。

結果は悲しいできごとだけど、

「私は幸せな時間を過ごせたんだ」ということに感謝している。

黒い気持ちはまだあるけど、いまは溢れてこない。

「これからしたいことはありますか?」と聞かれた。

「何にもしたくないです」

犬を飼えば、とか、趣味はないの?とか言う人ってわかってないな、って思いません?って二人で笑った。